熱望校に受かる人というのは……

このコラムを書いている時点で千葉県公立高校入試までに残された時間はあと112日!



いよいよ、受験生にも焦りが募りはじめる時期だろう。



だからこそ一度立ち止まって冷静に考えてみて欲しい。



受験のプロとして今までに数多くの受験生に関わり、彼ら、彼女らの合格発表にも立ち会ってきた。



だからこそ、受かる人、受からない人の共通点も自ずと見えてくる。



単刀直入に、受かる人は以下の方程式が理解できる人で、実践できている人だ。


合格=量×質×運



受験であるから、量は当然である。


一方で、量をいくらしっかりこなしたとしても、質が伴っていなければ思うように成績は伸びない。




例えば、数学のある問題(これは塾生のみなさんには授業で何度も言っていますよね?)が解けないからといって、そればかりやったとて数学の点数は上がらない。




むしろ偏差値が下がる可能性だって十分にある。




今、なにをやるべきか自分で判断がつかないのであれば、ゴールまでの最短経路を示してくれる人に聞くべきである。



そして、最後に、「運」


これはめちゃくちゃ大事!!!



決してスピリチュアルに目覚めたわけでもなんでもない。



紛れも無い事実として、運のいい子(受かりそうな雰囲気が漂う受験生とも言い換えられる)は模試でどんなに厳しい結果であってもほぼ合格になっているのだ。
(少なくとも私の経験上はそう)


では、運のいい受験生ってどんな受験生だろう、と考えたときに思いつくのは例えば以下である。

・人に配慮できる
・「自分さえ受かればいい」という発想がない
・自分よりも隣の子を気にかけることができる
・帰り際にきちんと消しかすを捨て、机を整頓して帰る
・やってもらって当たり前という感覚がない
・他責ではない(=人のせいにしない)
・自分に厳しい
 (=細かいことでいちいち褒めてもらおうとしない。褒められなくてもやるべきことができる)



これに該当する受験生はなぜか運がいいことが起きる。



得意分野が出るとか、謎にひらめきが冴えるとか。



無論、そういうことをしていれば受かるというわけではない。



しかしながら、上記の要素には受かるために必要なものがたくさん詰まっている。

まず何よりも人から応援される人である。



そして、他人事ではなく自分ごととして捉え、目的を見誤っていないことも大きい。




さあ、残り112日!
熱望校合格


この5文字のためにできることはたくさんあるはずだ!!


心の底から合格を熱望し、それに相応しい行動をしているすべての受験生に、桜が咲きますように。


=追伸=

ルクール中3生!


君たちはきっと運がいい受験生や。



僕の多忙さを気遣って、みんなで掃除をしよう!と言ってくれたお盆休暇前の授業最終日



隣の人が分からなければ、熱心に教えてあげる優しさ



他の学年の質問なども配慮しながら聞きたいことを持ってきてくれるという気遣い



差し入れを持って行くと満面の笑みで「ありがとうございます!」って言ってくれる優しさ




そんな君たちだから、きっと運の良さはもう大丈夫。



だから、あとは猛烈に勉強するのみ。



近隣他塾のなかではきっと1番勉強している。



しかしながら、僕のなかではまだまだできると信じている。


「少しくらいなら…」と気を緩め、娯楽に現を抜かす受験生が数多いる。


そんな中でも自分を律し、一切の言い訳を排除し、猛烈に勉強をしている人がいるのも事実。


「もし成績が下がったら…」「このまま上がらなかったら…..」



そんな恐怖と孤独に戦いながらも必死に熱望校合格に向かって走っている人を絶対に見捨てない。


熱望校合格に向けて、できうることの全てを尽くして、合格まで伴走する。


だから、安心して、最後まで全力で駆け抜けてくれ。