小学生の意外な本音…??

以前、小学5年生の国語の授業で作文を書いてもらった。

みんな短時間で非常によく頑張ってくれた!

お題は「将来やりたいこととその理由」

すでにやりたいことが決まっている子もいれば、まだないという子もいた。

興味深かったのは、後者の子どもたちが書いてくれた「夢がない理由」だった。

もちろん作文問題ということもあるだろうけれど、彼ら、彼女らの本音も少し垣間見えた気がした。


たとえば、こんな内容が書かれていた。

将来の夢がないということは、まだまだなにものにでもなれるということを知った

仕事がどういうものかわからない。どれだけ難しいのか、何をやればいいのか。

自分は成長している途中だからまだ決めたくない

一度決まったこともあったけど、後から色々気になるものが出てきた

将来やりたいことがないというのは、一見すると不安を掻き立てる要素でもある。

一方で小学生や中学生の間は将来やりたいことがまだなくてもいいのではないかと思う。

それこそ色々なものに触れて感化されることもあるだろうし、

今までは知らなかった職業を知ることもある。


たとえば、特定の職業を扱ったドラマが放送されるとその職業に就きたい人が増えるそうだ。

僕も例外なくそうだった。

『Good luck』というドラマが放送されたときはパイロットに、

『コードブルー』が放送されたときは医師に。

やりたいことがコロコロ変わっていた(笑)

ただ、たくさんの迷走(?)を経て、人生を賭けてもいいと思えた塾講師という職業に出逢えた。

本当に運がよかったと思う。


ただ、そんな出逢いを偶然だけに任せずに済む方法はないのだろうか。

生み出せることがあるとするならば、アンテナを広く張るということだと考える。

そして、特に小学生や中学生のうちは、

自分では当たり前だと思っているけれど、実は人より得意なこと。

反対に、思っていた以上に苦労すること。

そんな自分の得意・不得意を少しずつ知っていくことも大切だと思う。



そしてもう一つ大切だと思うのが、”やりたいこと”が見つかったときに、それを実現させるための「馬力」が備わっているかどうか。

やりたいことを実現するには、必ずしも楽しいことばかりではない。

むしろ、地道な積み重ねの方が多いのかもしれない。



小中学生のうちは、そんな「馬力」をつけるためにも大切な期間だ。

もっとも、ただ我慢して頑張るだけではつまらない。

「こんなことやる意味あるの?」と思ったときに、

「そもそも、なんでこれは存在しているんだろう?」と考えてみる。

それだけで、ちょっと違う世界が見えてくるかもしれない。



今は何の役に立つのかわからない経験が、いつか思いがけない形で生きてくることもある。

たくさん失敗してもいい。遠回りしても良い。

想像を超える自分に、出会いに行こう。